Wave Linkに「二重オーディオ検出」の警告が表示されたら、マイクの音が二重に聞こえている状態です。ハードウェアのゼロレイテンシー・セルフモニタリングとWave Linkのソフトウェアモニタリングが同時に動作し、マイク信号が2つの異なる経路でヘッドフォンに届いていることが原因です。
その結果、エコーや二重音として聞こえます。マイクやオーディオインターフェースの不具合ではありません。
Elgato Waveシリーズには、ゼロレイテンシーのセルフモニタリング機能が内蔵されています。マイクに向かって話すと、ハードウェアを通じて遅延なく自分の声が直接聞こえます。この音量は、デバイスの「入力とモニタリング」設定にある「セルフモニタリング音量」で調整できます。
一方、Wave Linkはマイク信号をソフトウェアミキサーでルーティングし、ミックスをヘッドフォンへ送ることができます。マイク入力を含むミックスを作成し、そのミックスの出力先にWaveデバイスのヘッドフォン出力を設定している場合、マイク信号はソフトウェア経由でも送信されます。
両方の経路が同時に有効だと、信号はヘッドフォンに2回届きます。ハードウェア経路はゼロレイテンシーで先に届き、ソフトウェア経路はその数ミリ秒後に届きます。この時間差がエコーとして聞こえる正体です。
以下のWaveデバイスで、二重オーディオが発生する可能性があります。
マイクをミュートにする、またはミックスから除外する
Waveデバイスのヘッドフォンを出力に設定しているミックス(通常はパーソナルミックス)から、マイク入力を外すことで解決できます。
これでマイク音声はそのミックス経由で再生されなくなり、ハードウェアのセルフモニタリング経路のみが残ります。ヘッドフォンからは引き続き自分の声が聞こえますが、ゼロレイテンシーのハードウェア直結経路のみになります。
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