Stream Deckはキーを押すたびに確実に同じ動作を実行するように設計されています。予測可能な操作パターンこそが使いやすさの源ですが、状況によっては毎回少し違う結果が欲しいこともあります。
Random Actionを使えば、1つのキーに複数のアクションを登録し、タップするたびにその中からランダムに1つを実行できます。
アクションの候補リストは自分で決めておき、どれが実行されるかはStream Deckに委ねます。この「管理できる偶然性」が、幅広いシーンで活用できる理由です。
Random ActionはMulti ActionやKey Logicと同様にアプリ標準で搭載されています。設定手順は以下の通りです。
1. Stream Deckアプリを開く。
2. 右側のアクション一覧で「Multi Action」カテゴリを探す。
3. Random Actionを空きキーにドラッグする。
4. キーをダブルクリックしてRandom Actionエディタを開く。Multi Actionに似た空のコンテナが表示されます。
5. 右側のアクション一覧から、追加したいアクションをRandom Actionコンテナにドラッグする。
6. アクションはいくつでも追加可能。各アクションがキーをタップしたときの結果候補になります。
7. 左上の「戻る」ボタンを押してエディタを閉じる。これでRandom Actionキーが完成です。
キーをタップするたびに、Stream Deckはリストからランダムに1つのアクションを選んで実行します。残りのアクションは次回のタップに備えてキューに残ります。
Random Actionは柔軟性が高く、さまざまな使い方ができます。参考になるアイデアをいくつかご紹介します。
いくつかの効果音を登録しておき、チャットへの反応や節目の達成を祝う際にタップしましょう。バリエーション豊かな効果音を使うことで、配信が単調になるのを防げます。
さまざまなOBSシーントランジションを登録しておけば、シーンが変わるたびに視聴者への印象が変化します。TwitchやYouTubeのプラグインを使っているなら、ランダムな挨拶や呼びかけのプリセットチャットメッセージをいくつか追加してみましょう。
ゲーム中に発動させる、エモート・ボイスライン・効果音などを割り当てたキーを設定しましょう。
ラウンド間に待ち時間があるゲームでは、ランダムな挑発や勝利のポーズが自分自身だけでなく観戦者にとっても楽しくなります。特定のゲームでStream Deckを使っているなら、ホットキーをランダムに切り替えることで定番の動作に変化をつけることもできます。
集中作業中にBGMや環境音をランダムに切り替えて再生できます。
メールの締めくくりをランダムに変えるリストを作っておけば、毎回新鮮な印象を保ちながら、チームメンバーにまたしても「Best,」の署名を見せずに済みます。
あるキーに予想外の結果をランダムに設定してみましょう。照明の色を変えたり、ランダムなウェブサイトを開いたり、デスクトップ通知音を再生したりと何でもアリです。休憩が必要なときや、自分自身をサプライズさせたいときのワイルドカードキーとして使えます。
毎回結果が変わるため、具体的な動作名ではなくカテゴリ名をつけるのがおすすめです。「ランダムサウンド」「サプライズトランジション」などが参考例です。
Pinned Actionsと組み合わせてどのページでもすぐにアクセスできるようにしたり、よく使うキーの近くに配置して、いつでも手元に安定した選択肢を用意しておきましょう。
配信や会議で使う前に何度か試してみてください。すべてのアクションが想定通りに動作することを確認し、予期せぬ動作がないかチェックしておきましょう。
プラグインを追加するほど使えるアクションの幅が広がります。Elgato Marketplaceで何が揃っているか探してみましょう。
まずはRandom Actionキーを設定して、少しの偶然性がセットアップにどんな変化をもたらすか試してみましょう。
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